耳鼻いんこう科
受診される方へ
【1】受診できる時間、曜日受付時間は8時30分から11時00分までで、曜日ごとに対応が異なります。
月曜、水曜、金曜
診察順序:予約の方→紹介状持参の方→紹介状をお持ちでない方
紹介状のない方は平均2-3時間ほどお待たせしています。
※急患が入りますとその対応が最優先になりますので、
予約されていても時間通りに診察できないことがあります。
火曜、木曜 ※手術日のため、以下の方のみ対応しています
初診または再初診(紹介状がなくても、お待ちいただければ対応します)
予約がある方は、急な症状の場合のみ(術後出血、めまい発作など)
(1)かかりつけ医への紹介
皆さまの待ち時間が少しでも短縮されるよう、通院患者数を調整しています。当院で必要な加療(精密検査、手術など)が終了したあとは、かかりつけの先生へ紹介状を書かせていただきます。当院への通院をご希望いただいても、状態によっては紹介状を書かせていただく場合がありますのでご協力お願い致します。また当院では長期処方(31日以上)が制限されておりますので、再診までに不足する分もかかりつけの先生から処方していただく必要があります。
(2)診察前検査
症状に応じて、先に検査を受けていただくことがあります。聴力検査、血液検査、超音波検査などが代表的です。既往症や経過も踏まえて検査内容を判断しますので、同じ症状でも検査が異なる場合があります。
当院で対応できない疾患
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味覚障害 味覚を調べる検査設備がありません。 |
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耳鳴り 聴力検査や耳の診察はできますが、それらに異常がなかった場合の治療は当院では扱っていません。 |
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嚥下障害 外来での嚥下に関する精密検査は行っておりません。 ※「摂食嚥下関連医療資源マップ」というホームページから、検査可能な施設を確認することができます。 |
特色
・ | 当院では鼻・副鼻腔の手術に力をいれております。副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、鼻ポリープ(昔でいう鼻茸)、お薬を飲んでも鼻づまりが治らない方など、ぜひご相談にいらしてください。下に当院の手術件数を記載しております。 |
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末梢性顔面神経麻痺の治療も積極的に行っています。一般的な標準量のステロイド治療だけではなく、①重症例に対しての高容量ステロイド治療、②検査にて改善の可能性が低いと判断された場合の顔面神経管開放手術、③入院中に受けられる顔面神経リハビリなど、多くの治療方法を準備しております。またいずれの治療でも改善しなかった場合には、形成外科の協力で顔面麻痺の左右差を目立たなくさせる手術も可能です。 ※ステロイド治療は血糖上昇や胃粘膜障害などの副作用があります。また高血圧や緑内障・白内障へ悪影響が出ることもあります。それぞれに該当する疾患をお持ちの方は、治療前にかかりつけ医へご相談下さい。 ※初診時の検査で重症の糖尿病と診断された方は、ステロイド治療ができない場合があります。当院でも非常勤医師による糖尿病の診察は可能ですが、曜日や予約枠は限られており、すぐには受診できないことがあります。 |
・ | 睡眠時無呼吸症候群を確定するための入院精密検査、CPAP治療を行っています。鼻閉でCPAP治療がうまくできない場合には、鼻閉改善手術をお勧めすることもあります。当院では珍しく小児でも入院検査ができるため、大学病院などからもご依頼をいただいています。 |
【手術件数(2017年、5例以上施行したもののみ)】 |
耳鼻科領域 |
・内視鏡下副鼻腔手術(Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ型合計) 181側 うちナビゲーション下手術5例 |
・内視鏡下鼻中隔手術Ⅰ型 90例 |
・内視鏡下鼻腔手術Ⅰ型(下鼻甲介手術) 175側 |
・鼓膜チューブ挿入術 90例 |
・扁桃摘出術 86例 |
・アデノイド切除術 32例 |
・顕微鏡下喉頭手術 直達喉頭鏡によるもの(声帯ポリープなど) 14例 |
・鼓室形成手術 10例 |
・鼓膜形成術 5例 |
頭頸部外科領域 |
・耳下腺手術 11例 (うち悪性腫瘍1例) |
・甲状腺手術 5例 (うち悪性腫瘍1例) |
・気管切開術 6例 |
スタッフ紹介
外来部長 副外科系診療部長 耳鼻いんこう科部長 |
鈴 木 立 俊 | 日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門医 日本気管食道科学会 気管食道科専門医(咽喉科) 日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門研修指導医 日本耳鼻咽喉科学会 補聴器相談医 日本鼻科学会 鼻科手術暫定指導医 ICD制度協議会 インフェクションコントロールドクター(ICD) |
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耳鼻いんこう科医長 | 山 口 知 子 |
日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門医 日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門研修指導医 |
耳鼻いんこう科医師 | 宮 下 圭 一 | 日本耳鼻咽喉科学会 耳鼻咽喉科専門医 日本耳鼻咽喉科頭頚部外科学会 補聴器相談医 |