看護部

-記憶に残る看護-
自律できる看護師を育成するための教育支援と働き続けられる環境があります。

看護理念・方針

看護部の理念

すべての方々に誠意をもって接し、心のあたたかい看護を実践します

看護部の方針

  1. 看護専門知識と技術によって苦痛の緩和に努め、QOLを高めるケアを提供する
  2. 医療チームの一員として役割を果たし、地域の人々との連携を深める
  3. 自らの意志決定によって、問題解決にあたれるよう、自己研鑚に努める
  4. 業務改善を推進するとともに、経済効果を上げる

看護単位の紹介

1北病棟 脳神経内科・リウマチ科・救急科

神経難病や膠原病の患者さんが多く入院している病棟です。
救急科はすべての診療科の緊急入院の受け入れを行っています。そのため、一人で動くことが難しい患者さんが多く、日常生活の援助を中心に看護を行っています。
患者さんやご家族が望む場所に帰る事ができるよう退院支援や、意思決定を大切にしてに看護を行っています。

1階北病棟

2北病棟 産婦人科・成人女性

産 科:妊娠中から出産後まで、継続して助産師がサポートしています
    無痛分娩や産後ケア宿泊も行っています
婦人科:手術(ロボット手術など)、化学療法を受けられる患者様を支援しています
成人女性:整形外科やリウマチ科をはじめ、様々な診療科・様々な疾患の女性患者様を幅広く受け入れています

0歳の新生児から、時に100歳を超える様々な年代の患者さんに、安心・安全な入院生活を送っていただけるよう、医師・看護師・助産師その他認定看護師等、様々な職種のスタッフと協力して患者さん一人一人に合った治療や看護を提供できるよう努めています

2階北病棟

3北病棟 消化器内科・血液内科

消化器内科:消化器癌・消化管出血・胃潰瘍・肝炎・膵炎・総胆管結石等
血液内科:悪性リンパ腫、白血病

消化器の急性疾患で緊急内視鏡治療・緊急入院される方も多いです。
急性期から回復期、慢性期、そして終末期ケアと幅広い病期に応じた治療やケアを提供しています。各病期で、不安を抱えている患者さんやご家族が安心して療養できますよう、医師および病棟配属のがん化学療法認定看護師をはじめ、緩和ケア認定看護師など、多職種で顔を合わせた情報共有を密に行い、患者さんの個別性に応じた援助を行っています。

3階北病棟

4北病棟 小児科

  • 新生児期から中学生までの子ども達が入院する病棟です。
    アレルギー中心拠点病院として、食物アレルギー・アトピー性皮膚炎・喘息患者の外来連携や継続看護に力を入れています。
    看護師の活躍の場として、小児アレルギーエデュケーターやCAIの資格を得て患者のアドヒアランス向上のための患者・家族との関りを実践しています。
  • 地域支援病院として小児二次救急医療を担っており、緊急な処置や治療を有する際の不安や恐怖が最小限になるよう、患児・家族の置かれる状況や、成長発達に合わせた説明の実施、心の準備支援を行い、持てる力を引き出せるような関りを心がけています。
  • 耳鼻科・皮膚科・形成外科・整形外科・外科・アレルギー科等の小児を、受け入れています。
  • 医師・看護師・薬剤師・栄養士・保育士とのチーム医療を通して、患児・家族に寄り添った看護ができるように心がけています。

4階北病棟

5北病棟 アレルギー科・呼吸器内科・リウマチ科

  • アレルギー疾患の中でも成人を対象とし、薬物・食物負荷試験を実施しています。また、退院後の生活を見据えた指導を行っています。
  • CAI(アレルギー疾患療養指導士)看護師を中心に、退院後の生活指導や週2回のアレルギー電話相談を実践しています。6名のCAI看護師が活躍しています。また、吸入療法エキスパートの資格を取得し、気管支喘息の患者さんへ吸入指導を行っています。
  • 誤嚥性肺炎や間質性肺炎、COPDをはじめとした呼吸器疾患の方が多く入院され様々な呼吸器に対応できる専門性を発揮した看護を提供しています。
  • 呼吸器内科、リウマチ科ではADL維持、向上のため看護師がリーダーシップを発揮し、多職種と連携し退院に向けての支援を行っています。

5階北病棟

1南病棟 整形外科・リハビリテーション科・リウマチ科・脳神経内科

  • 高齢化社会を迎え、転倒により骨折される患者さんは2040年まで増え続けるとも言われており、骨折をきっかけに寝たきりになってしまうリスクも高くなります。
  • 整形外科の手術を受けた患者さんが継続的にリハビリを行い、社会生活に復帰できるよう理学療法士や地域のリハビリテーション病院と連携した援助を行っています。

1階南病棟

2南病棟 HCU・循環器内科・救急科・総合内科

  • 循環器内科は心筋梗塞、狭心症、心不全の薬物療法や心臓カテーテル検査を行っています。
  • 救急科では急性期の重症度の高い患者さんが入院しています。特徴としてHCU4床が病棟と隣接しています。
  • 看護師は、心臓カテーテル検査の介助や心臓リハビリテーションを行っております。
    退院後の生活が安心して過ごせるよう、患者さんを中心に多職種と連携を図っています。
  • 患者さん1人1人に合わせた看護を安全に提供する為、コミュニケーションを図りながら、患者さんの希望することを大切に入院中サポートをしています。

2階南病棟

3南病棟 外科・呼吸器外科

  • 周手術期の看護をはじめ、抗がん剤治療や放射線療法などを主に行っています。2024年2月から通常の手術に加え、ロボット手術も導入され、入院期間が少しずつ短縮されています。また、近年では大腸がんの増加に伴い、人工肛門(ストーマ)を造設する患者さんが増えています。患者さんだけでなく、ご家族に対しても早期から指導を行い、退院後の生活に不安がないよう関わっています。
  • 癌を患っている患者さんも多く、患者さん・ご家族に寄り添い、 早期から終末期までの各ステージに合わせた看護を提供しています。

3階南病棟

4南病棟 耳鼻咽喉科・脳神経外科・眼科・泌尿器科・形成外科・皮膚科

  • 急性期看護から、術前術後の周術期、機能改善に向けた回復期がん緩和の終末期まで幅広い病期に応じた看護を行っています。
  • 入院・手術は人生の一大イベントです。患者さんとご家族が安心して治療に専念できる環境作り(不安の緩和、入院早期からの退院後の患者さんの生活を見据えた退院調整等)に多職種連携を活かしチーム一丸で努めています。

4階南病棟

外来

診療科は30科あり、平均来院患者数は782人/日。2018年より救急医療体制が強化され、「断らない救急患者」をスローガンに6000件/年以上の救急車を受け入れています。
内視鏡・IVRは365日オンコール体制を整え、緊急検査・治療に備えています。
小児科においては、経口免疫療法を行っており、県内外からの患者さんが来院しています。
外来治療センターでは、ベッド数16床を有し、化学療法やホルモン療法・生物製剤療法などの治療が通院で行えます。
多職種と連携し、チーム医療の推進をり、継続した看護を提供するため、病棟看護師との調整を担っています。また、がん放射線療法看護認定看護師・がん化学療法認定看護師・緩和ケア認定看護師を中心に患者さん・ご家族が相談・意思決定支援ができるように、診察時に同席できる体制を整えています。

外来

患者・地域支援センター(RRSセンター):地域連携室

地域連携室

地域からの受診相談・転院相談を受け、多くの患者さんを受け入れることができるように調整をしています。
セカンドオピニオンの予約などを行っています。

入退院管理室

入退院管理室

入退院に関わる支援を行い、患者さん・ご家族の方の意向を踏まえ退院調整を行っています。
緊急入院を決めるなどベッド管理も行っています。

手術室

手術室は8部屋と外来創傷治療センターの計9部屋あります。ロボット支援下手術や、腹腔鏡下手術、内視鏡下脊椎手術等の低侵襲手術を多く行って います。
患者さんの気持ちと安全を最優先に考え、患者の回復に向かう力が最大限に発揮できるよう、手術に関する不安な気持ちを共有し、安心して手術が受け られるよう器械出し看護、外回り看護を実践しています。また、手術がスムーズに進むよう、医師、臨床工学士等の多職種と連携し、専門的な知識や技術に基づいた手術看護を実践しています。

手術室

採用情報

-看護師募集案内-
看護師募集案内
-けっこういいぞ!NHO-
けっこういいぞ!NHO

2026年4月採用 看護職員採用試験のお知らせ
2026年4月採用者向け 関東信越グループ32病院WEB就職説明会

マイナビ看護学生に2026年採用の掲載を開始しました!
エントリー・就職説明会への申込が行えます。

相模原病院の求める看護師、助産師像

看護部の理念に意味づけされていることを実践できる看護師、助産師

<看護部の理念>
「すべての方々に誠意をもって接し、心のあたたかい看護を実践します」

・誠意 親しみの心、理解する心、謙虚な心、感謝する心
・看護の心 痛みを深く理解する、人間を愛する、仕事への情熱と誇り
・あたたかい 思いやり、いたわり、優しさ
・看護実践 専門的知識、確かな看護技術、専門職としての態度

看護部の求める人物像

「当たり前のこと」を指示や注意されることなく当たり前にできる人
「社会人として自律」している人

  1. 接遇・身だしなみ・言葉使いなど、社会人としてしっかり行動できる人
  2. 組織の一員としての自覚を持ち、いつでも笑顔で明るい人
  3. 患者、家族への気遣いと同様に同僚にも気遣いと思いやりを持ちチームワークが図れる人
  4. 職員間のコミュニケーションの重要性を認識し、自分の意見を述べることができ同時に他者の意見を聞くことができる人

新人看護師研修&先輩職員インタビュー

専門分野の看護師の活動

感染管理認定看護師

 感染管理認定看護師は、病院を利用される皆さまが院内感染のない安全、安心な環境で治療を受けられることを目的に 活動しています。院内感染防止に関する専門的な知識や技術を活かし、多職種で連携して職員の手指衛生の徹底や医療機器等の適切な管理、清潔な環境の維持などの指導を行っています。
 また、院内感染のリスクを低減するため、職員が早期発見に努め院内感染拡大を防ぐ取り組みも行っています。さらに、国内や市内で新興感染症の発生があった場合でも、迅速かつ適切な対応を行い、地域の医療機関や行政機関とも連携し皆さまの健康を守れるよう日々訓練にも取り組んでおります。

感染管理認定看護師

皮膚・排泄ケア認定看護師

 スキンケアを基本とし、傷やストーマ(人工肛門・人工膀胱)、失禁がある患者さんの状態、生活上の問題を把握し、患者さんやケアを行う対象者の背景を考慮して、よりよいケア方法を考えます。主に、ストーマ外来や病棟でのストーマケアの実践・指導、褥瘡回診や床ずれなどの傷のケアや予防の実践・スタッフ指導を中心に活動しております。チーム活動としては、褥瘡対策委員会、皮膚排泄ケアリンクナース会、排尿ケアチームの一員として、勉強会の企画など看護の質の向上を目指す活動を行っています。皮膚・排泄ケア認定看護師は3名おり、創傷管理関連の特定行為研修を修了した認定看護師が専従で勤務しています。

*特定行為とは、厚生労働省の「特定行為に関わる看護師の研修制度」に基づく所定の研修を修了した看護師が手順書により行うことができる医療行為です。

皮膚・排泄ケア認定看護師

緩和ケア認定看護師

 がんと診断された時点から、患者さんやご家族の身体的・精神的・社会的な苦痛をやわらげ、QOLを維持・向上していけるように支援していきます。また、患者さんやご家族の価値観を尊重し、自己決定ができるよう支援し、選択された自己決定を尊重した看護を行います。
 患者さんやご家族の思いを尊重しながら、“自分らしい生活”を維持できるよう、医師、薬剤師、栄養士、医療ソーシャルワーカー、臨床心理士など様々な職種と連携を取り、病棟スタッフと協力しながらサポートいたします。

緩和ケア認定看護師

がん放射線療法認定看護師

 放射線治療を受ける患者さんが、安全かつ安心して治療が完遂できるよう、専門的知識をもってサポート致します。治療に伴う有害事象を最小限にできるよう、患者さんとご家族に寄り添い、患者さんそれぞれに合ったセルフケア方法を医師・放射線技師などの多職種と協働して共に考えていきます。
 放射線治療は、がん治療のあらゆる病気で選択されうる治療であり、治療期間も長く及ぶ場合もあります。患者さんのライフスタイルや価値観を尊重し、揺れ動く患者さんの気持ちに寄り添える看護を目指しています。

がん放射線療法看護認定看護師

がん化学療法認定看護師

 化学療法中の安全・安楽・安心な管理はもちろん、副作用症状のアセスメント・セルフケア指導・社会的背景や精神面を考慮し、がんと共に生きていくための看護を担当看護師と共に考えていきます。院内の化学療法委員会に所属し、新しい治療薬導入についての院内体制を作ったり、地域の看護師も含めて化学療法に関する勉強会を定期的におこない、スタッフの化学療法に関する知識の向上に努めています。

がん化学療法認定看護師

認知症看護認定看護師

 超高齢社会の中で、認知症・せん妄は誰もがなりうる病気とされています。認知症の人とそのご家族が安心・安全に治療が受けられるよう、病棟スタッフとケアの方法を考えていきます。
 当院には、認知症看護認定看護師を中心に精神科・神経内科医師、社会福祉士、管理栄養士、薬剤師、理学療法士・作業療法士で構成された認知症ケアチームがあります。認知症ケアチームでは、特に認知症や高齢の患者さんに起こりやすい「せん妄」の早期対応、せん妄期間の短縮を目指して、毎週病棟ラウンドを行っています。ご家族との面談も行っておりますので、心配ことがありましたらお気軽にお声がけください。

認知症看護認定看護師

摂食・嚥下障害看護認定看護師

 「摂食嚥下(せっしょくえんげ)」とは、食べ物を認識してから、口を経由して胃の中へ送り込む、一連の動作のことです。
 摂食嚥下障害を起こすと、スムーズに飲み込めなくなり、必要な栄養が摂れず低栄養となることがあります。また、不潔な口の中で増えた細菌が唾液や食物と一緒に肺に流れて誤嚥性肺炎を起こす危険などがあります。
 そのため、食べられる方に限らず、食べられない方も、飲み込みの機能を評価し、栄養状態の把握や管理、口腔ケアを基本とした機能維持・向上を行っています。
 様々な職種の医療スタッフと連携を取りながら、患者さんの“食べたい”の一歩を支援しています。

摂食・嚥下障害看護認定看護師

救急看護認定看護師

 救急で来院される患者さんは、時間、場所、年齢などに関係なく、突然の病気や外傷により搬入されてきます。このため救急看護は、多種多様な疾患、あらゆるライフステージの患者と家族が対象となります。状況に応じ、的確な判断に基づいた看護実践及び危機状況にある患者・家族への精神面に配慮した看護実践を提供できるよう、実践やスタッフへの指導、相談を通し、ケアの質向上を目指し、日々取り組んでおります。また、これまで学んだ知識や技術を生かし、救命処置等の研修会を通し、スタッフと共にスキルアップできるよう取り組んでおります。

救急看護認定看護師