-記憶に残る看護-
自律できる看護師を育成するための教育支援と働き続けられる環境があります。
すべての方々に誠意をもって接し、心のあたたかい看護を実践します
神経難病や膠原病の患者さんが多く入院している病棟です。
救急科はすべての診療科の緊急入院の受け入れを行っています。そのため、一人で動くことが難しい患者さんが多く、日常生活の援助を中心に看護を行っています。
患者さんやご家族が望む場所に帰る事ができるよう退院支援や、意思決定を大切にしてに看護を行っています。

産 科:妊娠中から出産後まで、継続して助産師がサポートしています
無痛分娩や産後ケア宿泊も行っています
婦人科:手術(ロボット手術など)、化学療法を受けられる患者様を支援しています
成人女性:整形外科やリウマチ科をはじめ、様々な診療科・様々な疾患の女性患者様を幅広く受け入れています
0歳の新生児から、時に100歳を超える様々な年代の患者さんに、安心・安全な入院生活を送っていただけるよう、医師・看護師・助産師その他認定看護師等、様々な職種のスタッフと協力して患者さん一人一人に合った治療や看護を提供できるよう努めています

消化器内科:消化器癌・消化管出血・胃潰瘍・肝炎・膵炎・総胆管結石等
血液内科:悪性リンパ腫、白血病
消化器の急性疾患で緊急内視鏡治療・緊急入院される方も多いです。
急性期から回復期、慢性期、そして終末期ケアと幅広い病期に応じた治療やケアを提供しています。各病期で、不安を抱えている患者さんやご家族が安心して療養できますよう、医師および病棟配属のがん化学療法認定看護師をはじめ、緩和ケア認定看護師など、多職種で顔を合わせた情報共有を密に行い、患者さんの個別性に応じた援助を行っています。







診療科は30科あり、平均来院患者数は782人/日。2018年より救急医療体制が強化され、「断らない救急患者」をスローガンに6000件/年以上の救急車を受け入れています。
内視鏡・IVRは365日オンコール体制を整え、緊急検査・治療に備えています。
小児科においては、経口免疫療法を行っており、県内外からの患者さんが来院しています。
外来治療センターでは、ベッド数16床を有し、化学療法やホルモン療法・生物製剤療法などの治療が通院で行えます。
多職種と連携し、チーム医療の推進をり、継続した看護を提供するため、病棟看護師との調整を担っています。また、がん放射線療法看護認定看護師・がん化学療法認定看護師・緩和ケア認定看護師を中心に患者さん・ご家族が相談・意思決定支援ができるように、診察時に同席できる体制を整えています。


地域からの受診相談・転院相談を受け、多くの患者さんを受け入れることができるように調整をしています。
セカンドオピニオンの予約などを行っています。

入退院に関わる支援を行い、患者さん・ご家族の方の意向を踏まえ退院調整を行っています。
緊急入院を決めるなどベッド管理も行っています。
手術室は8部屋と外来創傷治療センターの計9部屋あります。ロボット支援下手術や、腹腔鏡下手術、内視鏡下脊椎手術等の低侵襲手術を多く行って
います。
患者さんの気持ちと安全を最優先に考え、患者の回復に向かう力が最大限に発揮できるよう、手術に関する不安な気持ちを共有し、安心して手術が受け
られるよう器械出し看護、外回り看護を実践しています。また、手術がスムーズに進むよう、医師、臨床工学士等の多職種と連携し、専門的な知識や技術に基づいた手術看護を実践しています。

看護部の理念に意味づけされていることを実践できる看護師、助産師
<看護部の理念>
「すべての方々に誠意をもって接し、心のあたたかい看護を実践します」
| ・誠意 | 親しみの心、理解する心、謙虚な心、感謝する心 |
| ・看護の心 | 痛みを深く理解する、人間を愛する、仕事への情熱と誇り |
| ・あたたかい | 思いやり、いたわり、優しさ |
| ・看護実践 | 専門的知識、確かな看護技術、専門職としての態度 |
「当たり前のこと」を指示や注意されることなく当たり前にできる人
「社会人として自律」している人
感染管理認定看護師は、病院を利用される皆さまが院内感染のない安全、安心な環境で治療を受けられることを目的に 活動しています。院内感染防止に関する専門的な知識や技術を活かし、多職種で連携して職員の手指衛生の徹底や医療機器等の適切な管理、清潔な環境の維持などの指導を行っています。
また、院内感染のリスクを低減するため、職員が早期発見に努め院内感染拡大を防ぐ取り組みも行っています。さらに、国内や市内で新興感染症の発生があった場合でも、迅速かつ適切な対応を行い、地域の医療機関や行政機関とも連携し皆さまの健康を守れるよう日々訓練にも取り組んでおります。

スキンケアを基本とし、傷やストーマ(人工肛門・人工膀胱)、失禁がある患者さんの状態、生活上の問題を把握し、患者さんやケアを行う対象者の背景を考慮して、よりよいケア方法を考えます。主に、ストーマ外来や病棟でのストーマケアの実践・指導、褥瘡回診や床ずれなどの傷のケアや予防の実践・スタッフ指導を中心に活動しております。チーム活動としては、褥瘡対策委員会、皮膚排泄ケアリンクナース会、排尿ケアチームの一員として、勉強会の企画など看護の質の向上を目指す活動を行っています。皮膚・排泄ケア認定看護師は3名おり、創傷管理関連の特定行為研修を修了した認定看護師が専従で勤務しています。
*特定行為とは、厚生労働省の「特定行為に関わる看護師の研修制度」に基づく所定の研修を修了した看護師が手順書により行うことができる医療行為です。

がんと診断された時点から、患者さんやご家族の身体的・精神的・社会的な苦痛をやわらげ、QOLを維持・向上していけるように支援していきます。また、患者さんやご家族の価値観を尊重し、自己決定ができるよう支援し、選択された自己決定を尊重した看護を行います。
患者さんやご家族の思いを尊重しながら、“自分らしい生活”を維持できるよう、医師、薬剤師、栄養士、医療ソーシャルワーカー、臨床心理士など様々な職種と連携を取り、病棟スタッフと協力しながらサポートいたします。

放射線治療を受ける患者さんが、安全かつ安心して治療が完遂できるよう、専門的知識をもってサポート致します。治療に伴う有害事象を最小限にできるよう、患者さんとご家族に寄り添い、患者さんそれぞれに合ったセルフケア方法を医師・放射線技師などの多職種と協働して共に考えていきます。
放射線治療は、がん治療のあらゆる病気で選択されうる治療であり、治療期間も長く及ぶ場合もあります。患者さんのライフスタイルや価値観を尊重し、揺れ動く患者さんの気持ちに寄り添える看護を目指しています。

化学療法中の安全・安楽・安心な管理はもちろん、副作用症状のアセスメント・セルフケア指導・社会的背景や精神面を考慮し、がんと共に生きていくための看護を担当看護師と共に考えていきます。院内の化学療法委員会に所属し、新しい治療薬導入についての院内体制を作ったり、地域の看護師も含めて化学療法に関する勉強会を定期的におこない、スタッフの化学療法に関する知識の向上に努めています。

超高齢社会の中で、認知症・せん妄は誰もがなりうる病気とされています。認知症の人とそのご家族が安心・安全に治療が受けられるよう、病棟スタッフとケアの方法を考えていきます。
当院には、認知症看護認定看護師を中心に精神科・神経内科医師、社会福祉士、管理栄養士、薬剤師、理学療法士・作業療法士で構成された認知症ケアチームがあります。認知症ケアチームでは、特に認知症や高齢の患者さんに起こりやすい「せん妄」の早期対応、せん妄期間の短縮を目指して、毎週病棟ラウンドを行っています。ご家族との面談も行っておりますので、心配ことがありましたらお気軽にお声がけください。

「摂食嚥下(せっしょくえんげ)」とは、食べ物を認識してから、口を経由して胃の中へ送り込む、一連の動作のことです。
摂食嚥下障害を起こすと、スムーズに飲み込めなくなり、必要な栄養が摂れず低栄養となることがあります。また、不潔な口の中で増えた細菌が唾液や食物と一緒に肺に流れて誤嚥性肺炎を起こす危険などがあります。
そのため、食べられる方に限らず、食べられない方も、飲み込みの機能を評価し、栄養状態の把握や管理、口腔ケアを基本とした機能維持・向上を行っています。
様々な職種の医療スタッフと連携を取りながら、患者さんの“食べたい”の一歩を支援しています。

救急で来院される患者さんは、時間、場所、年齢などに関係なく、突然の病気や外傷により搬入されてきます。このため救急看護は、多種多様な疾患、あらゆるライフステージの患者と家族が対象となります。状況に応じ、的確な判断に基づいた看護実践及び危機状況にある患者・家族への精神面に配慮した看護実践を提供できるよう、実践やスタッフへの指導、相談を通し、ケアの質向上を目指し、日々取り組んでおります。また、これまで学んだ知識や技術を生かし、救命処置等の研修会を通し、スタッフと共にスキルアップできるよう取り組んでおります。
