神奈川県がん診療連携指定病院

緩和ケアセンター

緩和ケア外来

緩和医療専門医、認定看護師で外来診療を行っています。
緩和ケアチームと同様、患者さんのお困りごとに応じて院内外のスタッフと連携して支援いたします。

緩和ケアチーム

緩和医療専門医、精神科医師、リハビリテーション科医師、認定看護師、薬剤師、臨床心理士、管理栄養士、医療ソーシャルワーカーで構成した多職種によるチームです。

痛みだけではなく、吐き気などの身体症状、不安や抑うつなどの精神症状、がんや治療に伴う症状緩和、生活上の心配事、意思決定支援、終末期ケアなどそれぞれの方のつらさが少しでも軽減できるように支援します。

当院に入院中の患者さんが対象です。主治医や看護師にご相談ください。

神経ブロックについて

がんの痛み治療はオピオイドなどの薬物療法が第一選択となりますが、痛みの原因、部位によっては神経ブロックが奏功することがあります。 当院では神経ブロックが適応になるかを評価し、必要に応じて神経ブロックを行います。
内臓神経ブロックなどは放射線科専門医とともにCTガイド下にて緩和ケア医(麻酔科医)が神経ブロックを行います。持続クモ膜下神経ブロック等当院で試行困難なものは北里大学病院に紹介させていただいております。

緩和的放射線治療について

緩和的放射線治療とは、通常より少ない線量の放射線を照射することで副作用を抑えながら、痛みの緩和や止血効果を期待する治療法です。
具体的には、骨転移による痛みに対して放射線治療を行うことが多く、1日1回10分程度の治療を1~10回実施することで、多くの方に痛みの軽減が見られます。
また、がんによる出血、たとえば子宮がんによる不正出血や乳がん、胃がんによる出血に対しても、止血効果が期待できます。
当院では放射線治療装置(リニアック)を完備しており、緩和的放射線治療にも迅速に対応可能です。

AYA支援チーム

アピアランスケア