ストマ外来ご案内

　ストーマ外来とは、ストーマ（人工肛門・人工膀胱）の手術を受けた患者さんを対象に、主治医と連携し、主にストーマケアの専門的な知識を持った看護師がケアを行う外来となります。ストーマ造設後、入院中にケアの指導を行いますが、退院後も継続的にストーマケアや日常生活に対する支援を行っています。手術後も手術前とできるだけ同じような生活ができるように支援することを目標としています。
　ストーマ外来では、ストーマ装具交換を行い、ストーマ周囲の皮膚の状態を確認し、ストーマケアの指導や、より快適に過ごせるようにストーマ用品の紹介などを行っています。ストーマがあることで日常生活における困りごとの相談やケア方法の相談を受け、患者さん一人一人に合わせたより良い方法を患者さんおよびご家族と一緒に考えていきます。最近では、訪問看護やデイサービス、施設でストーマケアを受けられている方もいらっしゃいますので、地域の看護師さんやヘルパーさんとも連携し、ストーマケアの支援を行っています。
　また、ストーマの手術を受ける予定の患者さんを対象に、手術前にストーマとはどのようなものか、ストーマになるとどんな生活になるのかなどのオリエンテーションも行っております。