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脊椎内視鏡手術について

脊椎内視鏡手術について

脊椎疾患は、脊椎の中を通っている神経が圧迫されて痛みや痺れなどの症状が出現します。
脊椎手術では骨や靭帯を切除することで神経の圧迫を解除することを行います。
今までは視野の確保のために病変と直接関係のない組織も切除や剥離をしていたため、傷口が10cm前後となったり術後の痛みも強かったのですが、近年では医療器械の発達に伴い脊椎の分野でも内視鏡手術が行われるようになりました。
脊椎内視鏡手術では、18~20mmの傷口で円筒状の筒を挿入し、そこにカメラを取り付けて手術を行います。
当院で行う内視鏡手術はすべて保険適応になります。

治療方法

手術は全身麻酔で行います。痛みや痺れの原因を細かく特定し、その部位に到達する必要最小限の皮膚切開と組織の剥離を行い、18mmの筒を挿入しモニターを見ながら手術を行います。神経を圧迫している骨や靭帯を切除し、圧迫されている神経の除圧を行います。
通常手術時間は約1時間、出血は10ml程です。

特徴

手術翌日には歩くことができ、通常は4泊-7泊で退院が可能です。
正常な組織を温存することができるため術後の痛みが少ないのが特徴です。
仕事などで長期入院ができない方や、術後の痛みに対して恐怖心がある方などには非常にメリットが多い術式です。

適応となる症例

腰部脊柱管狭窄症、腰椎椎間板ヘルニアを代表とする腰痛や下肢痛(坐骨神経痛)

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